熱中症対策というと8月や9月の真夏を思い浮かべる方も多いかもしれません。
今年は異常気象!?茨城県は10月になってもまだ半袖が手放せない日々が続いています。
さすがに30度を超える日はなくなって来ましたが、9月末まではそんな日もありました。。。
作業員の健康管理も私の仕事!ということで現場事務所に熱中症対策のグッズを補充しました。
飴と飲料、そしてクールバンダナとクールスプレーのセットです。
そして屋外にはもうお馴染みWBGT値(暑さ指数)を測れるモニターです。
写真を撮影した日も朝から20度でした。でも言い換えれば天気に恵まれて作業が進みますね!
今年は台風の大雨でやむを得ず作業が出来ない日もありました。雨よりは少し暑いくらいの天気の方が現場は有難いです。
今日も秋晴れの空の下、体調には気を付けながら作業を進めます。
工事用道路の出入り口部分が完成したので、工事看板を設置しました。
遠くからでも目立つように黄色い看板があちこちに並んでいます。
1枚目は一般道から工事用道路に入る所に設置しました。
2枚目は工事用道路から一般道に出る所に設置しました。
3枚目は工事用道路内に設置しました。
設置する場所によって看板の内容も変わっているのが見て貰うと分かると思います。
工事用道路はこれから施工場所に向けて奥の方も作業が進むので、本格的に工事車両の往来が始まります。
その前にきちんと看板を設置し、事故やケガのない様に現場の作業環境を整えます。
黄色の工事看板と並んで「防犯カメラ作動中」の看板も設置しました。
安全面を考慮してはもちろんですが、最近は建築資材の盗難も発生しています。
無人の現場で何か発生した時(自然災害や盗難)に確認が出来るように防犯カメラを設置しました。
また、防犯以外にも施工の進捗状況を記録する事も出来ます。
安全管理、防犯対策、作業管理など様々な面で活躍してくれる仲間が出来ました。
工事用道路とは建設現場で建設資材・機材などの運搬と輸送を目的として使用されます。
工事用道路は仮設道路ですが、造り方は一般的な道路を同じです。
元々道路ではない場所に道路をつくるので、既存路盤の撤去からスタートです。
撤去が完了したら路床、路盤、基層、表層を順につくります。
写真は掲載していませんが、きちんと出来形も確認しながら工程を進めていますよ!
余談ですが、作業をしている脇に彼岸花が咲いていたので思わず写真を撮りました。
まだまだ暑さが残る昼間ですが、こうして彼岸花を見ると秋が近づいているんだなと気付かせてくれます。
工事用道路の出入口部分が完成しました。
施工場所にある木や草を伐採していきます。
バックホウの先端のアタッチメントを取り替えながら作業を進めていきます。
まずはフェラーバンチャをバックホウに取り付けます。これは伐採機械です。
ハードな使用を想定したハサミ式の伐採機で、立木伐採・集積・切断などなど1つで何役もこなしてくれます。
そしてこちらはまた別のアタッチメントです。伐採した木材を掴んで移動をするときに使います。
機械全体も軽く、木材を掴める量が多く、グリップ力が強いので木材が中抜けしにくいので安全に作業が出来ます。
重機を駆使して作業が進み、伐採があっという間に完了しました。
現場に設置している快適トイレをご紹介します。
仮設トイレのイメージは「狭い・臭い・暗い・男女兼用」など、ネガティブなイメージが多いのではないでしょうか。
建設業界でも女性の活躍が増えていることや、男女ともに働きやすい環境を整備するためにも仮設トイレの改善が求められていました。
そこで、国土交通省が仮設トイレの標準仕様を定めて、平成28年10月以降からその基準を満たす仮設トイレを「快適トイレ」と命名したんです!
豆知識はこのくらいにして・・・今回の現場は女性技術者も常駐しているので、男女別のトイレを設置しました。
男女が分かるように「女性専用」と表示してあり、サニタリーボックスや消音が出来る装置もつけました。
しかもこのトイレ!本当に快適で通常のトイレの2倍のスペースがあります。
わずかな時間でもゆったりした空間でほっと一息つける場所は大切ですね。
小さなことでも現場の働きやすさを考えてこれからも取り組んでいきます!
こちらが男性用の快適トイレです。装備は同じですが、扉や中の色が違いで男女が分かりますね。
まだ現場は始まっていませんがやることは沢山あります!
その中のひとつ、起工測量です。起工測量は工事の着手前に必ず行う重量な測量です。
今回の現場はICT施工を実施しているので、測量もICT技術を使って効率よく行います。
まずは上空からドローンを使って空中写真測量をしました。
ドローンにデジタルカメラを搭載して、測量現場を上空から撮影していきます。
より正確な地形データを収集するため、なるべく像が重ならない様に撮影していくことがポイントです!
撮影した写真を専用ソフトに取り込んで地形の三次元点群データを作成します。
データを作成と言いましたが、専用ソフト内でほぼ自動的に行われるので、完成した三次元地形データを確認すれば測量工程は完了です。
こちらは地上から三次元点群データを収集しています。こちらで使用するのは3Dレーザースキャナーです。
3Dレーザースキャナー測量は、1秒間に数千~数十万発ものレーザー光を照射するスキャナーを測定対象に照射し、
反射光の時間差を元に測定対象の形状を計測します。
今まで測量で使用されてきた計測機器TSもレーザー照射を使っている計測方法なのですが、一度の照射で得られるデータが「単点」でした。
3Dレーザースキャナーは、広範囲の点群データを「面」で同時に計測が出来るので、短時間でより広範囲の測量が出来るようになりました。